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Man-made Hybrid Solutions for Unreached Society based on learning of the ever-evolving biomolecules.

これまでのタンパク質・ペプチドの迅速淘汰技術

1990年頃に、in vitro evolution(試験管内進化)技術が勃興し、抗体のファージディスプレイ法や核酸のSELEX技術等で一度に多く(108-12)の分子ライブラリーを調製し、一斉に淘汰できるようになった。これを契機に、マススクリーニング時代が到来した。

少し遅れて1997年ごろからペプチドやタンパク質のライブラリーを調製し、淘汰できるようになった。この際に、情報分子(mRNA)と機能分子(タンパク質・ペプチド)の対応付けが必要であるが、いくつかの方法が考案され実用化してきた。それらの代表にはリボゾームディスプレイ、mRNA(cDNA)ディスプレイ、コンパートメンタラィゼイション(隔離)法などがある。前二者(連結系)は大集団(1012)のタンパク質・ペプチドライブラリーを扱うことができるという長所を有する反面、淘汰は“親和性(結合しやすさ)”に基づくために、機能性(アゴニスト活性や触媒活性化など)の分子を探索するには、二次的に個々のクローンを調製し、調べ上げる操作が必要であった。

一方、隔離法(油中水滴法やリポソーム法)は直接的な機能評価を可能とするものの、操作分子数が限られていたり、閉鎖系に伴なう限界(閉じ込めた中身を取り出すには粒子を壊す必要)があった。

BioSeedsの技術: 目的の機能”を有する分子の迅速淘汰技術(MMV開閉法

1990年代中頃から我々が開発を進めてきた新型マイクロアレイMMV法は、集団分子数を1012のサイズから始めることもできれば、また開閉可能な隔離系であるために“機能”に基づいて分子を淘汰することもできて、連結系と隔離系のそれぞれの長所を併せ持つものとして実現している。このために極めて迅速・経済的に創薬に有用な機能分子(アゴニスト、アンタゴニスト、活性促進/阻害、分化誘導などの分子)を見つけることが可能となっている。

当然のことながら、MMV法では“結合(アフィニティ)”による淘汰も可能であるから、これまで抗体に頼っていた高親和性分子探索をペプチドで行うことができ、ここでも迅速・経済のメリットを生かすことが期待される。